ウイルス隔離室

AVG ウイルス隔離室はウイルスの隔離場所で、すべての除去されたファイル、ウイルスに感染したファイル、不審なファイルが格納されます。すべてのファイルは暗号化されるため、コンピュータには被害を与えません。ウイルス隔離室の主な目的は、削除されたファイルを一定期間保存しておき、そのファイルが必要がないことをユーザーが確認できるようにすることです。見つからないファイルが問題を引き起こしている場合は、このファイルを分析に送信し、修復を試みた上で、元の場所に戻すことができます。

 

ウイルス隔離室を開くには、メイン画面 -> メイン メニュー[履歴] -> [ウイルス隔離室] の順に移動します。

 

一覧のオブジェクトは次のように定義されます。

重要度 – 感染のレベル。リストにあるすべてのオブジェクトは明らかに感染しているか、感染の可能性があります (通常、感染とはウィルス、不審なプログラム、スパイウェア感染を指し、警告は cookie を指します)。Identity Protectionで検出された脅威には、ステータス情報アイコンも表示されます。このような脅威はマルウェアと呼ばれます。

ウイルス名 – AVG ウイルス エンサイクロペディアに基づく検出された感染の名前。

ファイル パス – 元のファイルの場所への完全パス。N/A はファイルが最初からローカル ディスクになかったことを示します。一般的には、メール スキャナ コンポーネントによって受信電子メールで検出され、 ウィルス隔離室に移動された場合です。

元のオブジェクトの名前- ファイル名。ファイルが元は電子メールの添付ファイルであった場合にのみ表示されます。

保存日- 不審なファイルが検出され、ウイルス隔離室に除去された日時。

 

マウスで一覧のオブジェクトを選択した後、機能ボタンを使用すると次のアクションを実行できます。

復元 – 感染したファイルを元の場所([ファイルへのパス] 列に表示)に移動します。

場所を指定して復元- 感染したファイルを選択したフォルダに移動します。

 

同時に複数の項目を復元または名前を付けて復元できます。一覧の項目を強調表示させ、各ボタンをクリックします。選択した項目の一部が正常に復元しない場合は、一覧で強調表示されたままになります。

 

ウイルス隔離室からファイルを復元する際は次の点に注意してください。

· ファイルが元はメールの添付ファイルであった場合 ([元のオブジェクトの名前] 列を参照)、元の場所は一時フォルダであり、ハードディスク上で見つけることが難しい場合があります。このため、メール添付ファイルについては、場所を指定して復元機能のみが利用できます。
· レジストリ キーは元の場所にのみ復元できます([復元] ボタンのみ利用できます)。
· すべてのファイルは元のオブジェクトの名前で復元されます。この処理ができない場合は、ファイルは [ファイルへのパス] 列で指定された名前で復元されます。

 

詳細 - このボタンは、Identity Protection で検出された脅威にのみ適用されます。クリックすると、脅威の詳細の概要 (影響を受けたファイルやプロセス、プロセスの特性など) が表示されます。IDP で検出されるその他のすべての項目では、このボタンはグレイ表示になり無効です。

削除 – 元に戻せないように、ファイルをディスクから完全削除します.

ウイルス隔離室を空にす

ウイルス隔離室